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映画好きがこうじて働き始めた職場
平日の夕方から働ける所を探していたところ、自宅からそう遠くない場所にあったレンタルビデオ店でバイト募集をしていたことがきっかけで応募しました。
元々映画は大好きで、暇な時間さえあればいつでも映画を自宅で観ているくらいです。
自分の好きな映画に触れられるなんてぴったりだと思いました。
面接ではやはり映画が好きだという話をして、どんなジャンルが好きなのかなどと盛り上がりました。
本社に履歴書を送って問題がなければ採用ということで、約1週間ほどで決まりました。
レンタルショップのレジがメインの仕事
働き始めてすぐに気付きましたが、レンタルビデオ店というだけあってみんな映画好きなのです。それぞれジャンルは違いますが、同じように映画好きというだけあって空き時間は映画の話や俳優さんの話、アニメ好きの人はアニメの話で持ちきりです。
年齢層は10代から30代と多少幅広かったのですが、男女問わず仲の良い職場で、今まで働いた中でも一番居心地が良い職場でした。
店長や副店長ももちろん同じ職場でしたが、バイトで入ってきた私に対してもとても親切で良かったです。大きい会社だったため、時間も決められたとおりきっちとしていて昼休みや短い休憩などもしっかりと取ることが出来ます。
シフトも融通が効いたので、自分がバイトに入れる日を少し前に提出しておくと、それに合わせてシフトを組んでくれます。
仕事内容はレジで貸し出しと返却の受付がほとんどでしたが、お客さんが少ない時間帯にはレジ以外の仕事も教えてもらいました。
新しく入荷したビデオをレジに登録する作業や、レンタル作品を棚に返却する作業、店内の清掃などもあります。新作ビデオの登録作業も面白くてやりがいがありました。
忙しい時はレジから動けなくなりますが、レジの内容自体は簡単なのですぐに覚えられます。
バーコードを読み込んで貸し出し期間を登録するだけなのでとても簡単です。伝票とビデオを袋に入れて渡す、返却のビデオは本数とタイトルを確認して受け取るだけとシンプルです。
たまにお客さんに「タイトルが分からないのだけど」と作品を探して欲しいといわれることもありました。登場人物やざっくりとしたストーリーだけで分かることもありますし、先輩はその説明だけでも何の作品なのか探すことが出来て驚いたりもしました。
お店には一部レンタルではなくセル商品もありました。ビデオやCDなどを購入されたお客さんにラッピングを依頼されて最初の頃は先輩が梱包していましたが、ある時から任されるようになっていました。元々不器用だったのでかなり苦戦して、暇な時間に梱包の練習もしていました。クリスマスなどのシーズンになると1日に何個もラッピングするため、その時に覚えたラッピングはのちのち役に立っています。
レンタルショップの大きなメリット
働き始めてすぐに利用し始めたのが、社員割引のレンタルです。割引価格でビデオやCDを借りることが出来るので頻繁に利用していました。また新作もいち早く借りることが出来るので、待たずにすぐに新作を観ることができました。
販促品としてレンタルされていないビデオも店舗にはあるのですが、そのビデオは無料で借りることができました。B級作品が多いのですが、映画なら何でも好きな私にはそういったB級作品も観るのが楽しみになっていました。
職場で色んな映画の話をいつもしていたので、働いている間に自分の興味のなかったジャンルについてもかなり詳しくなりました。
レンタルショップなので当然飲食物は置いてありませんので、1日バイトで入る時にはいつもお弁当持ちでした。それまで飲食店で働くと賄いがあったため、お弁当を作るのが面倒だなとよく思っていました。ただそこはお店が何軒が列なっている中の一店舗だったため、近くでお昼を食べることも出来ます。誘惑が多くて困ってしまいました。
趣味を生かせる職場
映画やアニメが大好きという人にはかなり楽しい職場です。映画が好きで働いているという人が非常に多いですので、やはり共通の話題があるとみんなと仲良くもなりやすいです。
新作を誰より早く、安く借りることができるというメリットも非常に大きいです。
仕事内容もレンタル商品の貸し出し、返却はそれ程難しいことを覚える必要もなく簡単なので、難しいレジ打ちが苦手という人でも出来ます。
またバイトをするならぜひ選びたいと思う職場でした。
体験談投稿者データ
性別:女性
年齢:25歳
業種:レンタルビデオ店
職種:店舗内の作業全般を行うスタッフ
雇用形態:アルバイト・パート
給料:時給900円